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Employee Interview
西島啓介さん

DX Finance Coordinate Div エキスパート

「長崎への移住で見つけた新たなワークスタイル」

今回は、関東から長崎・離島への移住を決断し、フルリモート・フルフレックスの働き方を実現している西島さん(DX Finance Coordinate Div)にお話を伺いました。

Q.西島さんのお仕事について教えていただけますか?
A. DX Finance Coordinate Divでは、金融業界のお客様を担当し、システムの開発やメンテナンス、トラブル対応などの業務をしています。私はチームリーダーとして複数のプロジェクトを統率しながら、自ら大手生保会社のインフラ運用保守業務にあたっています。チームメンバー8人と共に顧客のシステムトラブルや不具合改善、機能改善、それに関わる報告書の作成・報告などに対応しています。

Q. 離島への移住を決めたきっかけを教えてください。
A. きっかけとなった主な理由は子どもの教育です。都会の環境に馴染めなくなり、家族で前向きに生活できる場所を探していたんです。また、子どもとの時間をもっと大切にしたいという思いもありました。

Q. 移住前に不安はありましたか? それをどう解消しましたか?
A. 移住前に旅行で1週間ほど長崎を訪れていて、生活に必要な施設やお店が揃っていることを確認できていたので、不安はほとんどありませんでした。観光地でもあるので、最低限の生活環境は整っていると感じました。

Q. 生活はどのように変わりましたか?
A. 以前はボウリングが趣味で毎週通っていましたが、こちらにはボウリング場がないので「自然と関わる時間」が増えました。息子と一緒に釣りを楽しむようになり、近場の海でアオリイカやブリ、サワラなどの大物を釣ることもあります。自宅から5分くらいの距離なので仕事が終わってからでも気軽に出かけられるんです。生活の中に自然が溶け込んでいる感じです。

Q. 関東と比べて生活環境での違いはありますか?
A. 私は北海道の出身なのですが、関東も含め地域によって物価の違いには特色があると感じますね。ここは離島なので外から入ってくるものは基本的に高額です。ガソリン代も結構高いですよ。食事に関してはファーストフードやファミレスがないので、「今日はちょっと手抜き」ができないんですよ(笑)。ほとんど自炊です。その分、地元の魚は新鮮で驚くほど安く、マクドナルドの半額ほどで美味しい刺身や寿司が楽しめるんです。贅沢な食事を日常的に味わえるのは、ここならではの魅力ですね。
夜は外に出る人が少なく、信号が止まることもありますが、不便と感じることはないですよ。

Q. リモートワークをする上で、離島という環境は仕事にどんな影響を与えましたか?
A. コロナ禍以降、リモートワークが基本だったので業務スタイル自体に大きな変化はありませんでしたが、ここはとにかく空気がきれいなんです!
また人混みがない分ストレスが減りました。おかげで業務に集中しやすくなり、結果として生産性が上がったと感じています。

Q. チームとのコミュニケーションやコラボレーションに変化はありましたか?
A. オフラインでの交流が難しくなり、信頼関係の構築に課題を感じることもありましたが、社内のメンバーにフォローしてもらいながら改善を図っています。オンラインでもコミュニケーションをしっかりとることで、リモートでも十分に連携できていると感じます。

Q. リモートでの連携とは?具体的におしえていただけますか?
A. チームメンバーとは、主にZOOM、teams、slackなどのツールを活用しています。 お客様との会議も全てZOOM会議です。
対面だと会議室の確保や移動時間なども考えなくてはならないですが、リモート環境ではそういった準備がいらないので効率的に業務を進めることができています。 特にトラブル対応はスピード感が求められますが、現地で対応する前に情報の共有や調査を行い対応方針を決めてから実施します。
トラブルが夜間に発生することも多く、その際はすぐにリモートで状況確認・調査を進め、並行して現地で対応するメンバをアサインします。 お客様の環境によりますが、現地でしかPC操作ができない場合よりは速やかに対応することが可能です。
(重要なのは、頭を動かすことと現地で手を動かすことをしっかりと見極めることだと思います)

Q. チーム以外の仲間とはどのようにコミュニケーションを図っていますか?
A. TriveではSlackの活用が盛んです。
通常の業務連絡以外にも代表のコメントとかメンバーのつぶやきのような事まで、Slackで対話しています。
文字で伝わらないと感じるとすぐにTELをしたり…。
もともととてもフラットな社風で役職や業務関係なく誰にでも気軽に話しかけられるので、コミュニケーションのストレスはないですね。

Q. 今後もこの働き方を続けたいと思いますか?
A. 子供の進路次第になりますが、続けて行きたいと考えています。
地方での生活の中で新たな人間関係も増えていきますし、その中で新たなビジネスチャンスもあると思うのでアンテナを高くして生活していきたいと思います!

Q. これから地方移住を検討している方にアドバイスをお願いします。
A. 地元の人から、「近年関東の若者や子育て世代が移住してきている」という声をよく聞きます。関東圏から地方移住については国や自治体の支援金も充実していますし、リモート勤務でも活用できますので、興味ある自治体のHPを確認してみてください!



西島啓介
株式会社Trive DX Finance Coordinate Div エキスパート

金融領域のプロジェクトにおいて、3PJの統率をしながら自ら大手生保会社のインフラ運用保守業務チームリーダーとして活動中

• 趣味:釣り  
• 長崎市在住
• 一児のパパ

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